第73回直江津港湾協会「海の日」親善ソフトボール大会を7月11日(土)上越市スポーツ公園野球場などで開催しました。
大会前日より快晴に恵まれ、最高のグラウンドコンディションの中、友好港湾都市の佐渡市から小木港利用協議会チームが参加したほか、15チーム約190名と近年にない多くの参加者が熱戦を繰り広げました。
ソフトボールを通して、それぞれのチームワークをいかんなく発揮され、海事関係者の親睦を大いに図ることができました。
大会結果は以下のとおりです。
優勝 三菱化学ハイテクニカ㈱・三菱化学物流㈱連合
準優勝 ㈱第四銀行直江津支店
第3位 国際石油開発帝石㈱直江津LNG基地
第3位 直江津海陸運送㈱
佐渡の豊かな自然を舞台にした野外フェスティバル「アース・セレブレーション」を鑑賞する直江津港発着の日帰りツアー(当協会は後援)が下記のとおり㈱直江津マリントラベルより販売されています。
今年4月に就航した高速カーフェリー「あかね」による船旅と野外フェスがセットになった夏休みにぴったりのお得なパックです。
○期日:8月22日(土)または23日(日)
○コース:直江津港発9:30または14:10―自由行動―城山コンサート「蜜月」(22日)、「祝祭」(23日)―直江津港着23:50
○料金:大人10,500円(税込)、学生(高校生以上24才以下)9,000円、中学生6,000円(税込)、小学生 2,500円
○申込・問合せ先:㈱直江津マリントラベル(佐渡汽船直江津総合案内所内)
℡025‐544‐1234/025‐543‐7895
日帰りツアーの詳細は添付ファイルをご参照ください。
アース・セレブレーション鼓童日帰りパック(チラシ)
5月29日(金)に直江津港湾協会の平成27年度通常総会を開催しました。
総会では、平成26年度の事業報告及び収支決算報告のほか、平成27年度の活動方針や収支予算など5議案について承認をいただきました。
また、国土交通省 北陸信越運輸局 企画観光部長の瀬井様から「北陸新幹線開業と『あかね』就航による観光振興」と題し、北陸新幹線開業後や「あかね」就航後の利用状況や効果、また国が実現を目指す観光立国の意義やそれに向けた取り組みなどについてご講演をいただきました。
今後、北陸新幹線の開業の効果から首都圏および関西方面からの観光客の増加が期待されます。当協会では、直江津港が上越市の交流拠点として、高速カーフェリー「あかね」をいかした小木直江津航路の活性化はもとより、市内各所に開業および就航による経済効果が波及するよう、本年度も一致協力して活動を展開してまいります。

就航式典の様子

4月21日(火)に小木直江津航路において、高速カーフェリー「あかね」が定期就航しました。
「あかね」就航により、直江津港と小木港はこれまでより1時間短い1時間40分で結ばれることとなり、利便性の向上による航路利用者の増加が期待されます。
就航当日、直江津港ターミナルにて佐渡汽船㈱主催の高速カーフェリー「あかね」の就航式が行われ、第1便には約230名の皆さまが「あかね」に乗船し、トキの待つ佐渡へ向かいました。
また、就航を記念して、当日乗船された皆さまに対し、佐渡汽船㈱や当協会から就航記念品を配布したほか、当協会を含めた関係団体の協力により、上杉おもてなし武将隊や総勢9体のゆるキャラ・マスコットによるお出迎え・お見送りが実施されました。
大勢の地元の皆さまもお見送り・お出迎えに参加され、地元の「あかね」就航に対する大きな期待が感じられました。
当協会においても、「あかね」が定期就航した今年度は今まで以上に直江津港の活性化に努めてまいりたいと考えております。
◆BCP(事業継続計画)とは?
万一、大地震などの大規模な自然災害や事故などが発生した場合、施設や設備等の被災による業務機能の停止が懸念されます。
このような事態に際し、機能回復に要する時間を短縮して、業務損失を最小限に抑えるために、あらかじめ優先して回復すべき機能を抽出して、業務機能が停止した際の対処行動を計画したのが「BCP」です。
◆地域防災計画との関係は?
被災に対する初動は、地域防災計画に基づき対応することが基本です。港湾BCPは「港湾機能」に着目し、その早期回復を図るための仕組み・手順に位置付けられています。
直江津港港湾BCPをご覧になりたい方は、下記へアクセスください。
直江津港港湾BCP
1月27日(火)に直江津港湾協会理事会研修会を開催しました。
今年度の理事会は直江津港における課題検討や港湾振興に向けた研究の場にできればと考え、港湾における油濁事故対策として汚染対策部会と合同で研修会を行いました。
上越海上保安署の相場署長様から海上保安や港湾における災害、事故対応について、「直江津港及び日本周辺海域における状況」と題してご講話いただきました。
その後、具体的な事故対策として油濁汚染について、公益財団法人 海と渚環境美化・油濁対策機構様、相川海運産業株式会社様からご講演及び水槽実験を行っていただきました。
水槽実験では実際に資材・処理剤等を用いた油の防除を行い、出席者からは「油の種類・性状によって油防除資機材を使い分ける必要があることが分かった」などの声が聞かれ、質疑応答でも積極的な質問がなされ有意義な研修となりました。

㈱太田国際貨物ターミナル

茨城港(常陸那珂港区)
当協会では、10月28、29日に群馬県の㈱太田国際貨物ターミナル(以下OICT)及び茨城港の視察を行いました。会員ほか15名が参加しました。
OICTは地域経済振興と企業の貿易支援のため、太田市、太田商工会議所などが出資して平成11年に設立された第3セクター法人。空コンテナのマッチングや物流全般の管理等、近隣に集積する外国貿易事業者を中心に利便を図り、取扱貨物量を拡大しています。
茨城港は平成20年12月に日立港、常陸那珂港及び大洗港の3港統合により誕生。
日立港区は完成自動車の輸出入。常陸那珂港区はコンテナ貨物や建設機械の輸出。大洗港区はフェリー、クルーズ、マリンレジャーと、各港区ではそれぞれ役割分担がなされています。
OICT、茨城港とも物流サービスの工夫等により貨物の取り扱いを拡大しており、当直江津港においても港の振興に向けて参考にしてまいりたいと考えております。
10月21日、公益財団法人日本海事センターが主催する「海事・観光立国フォーラム」が開催されました。
本州日本海側では初めてとなる今回は、「今後の海事産業の発展と地域活性化に向けて」として、学識経験者ら3人が演壇に立ち、230名を超える多くの参加者が聴講しました。
海に関係する産業発展への貢献活動などを行う公益財団法人日本海事センターが本州日本海側で初めて上越市において「海事・観光立国フォーラム」を開催されます。
北陸新幹線の開業や小木直江津航路への高速カーフェリーの就航など、上越地域における海陸交通の活性化が見込まれる中で今回は「今後の海事産業の発展と地域活性化に向けて」をテーマとしています。
参加費は無料ですが、事前に申し込みが必要です。
多くの皆様のご参加をお願いします。
○日時 平成26年10月21日(火)14時から17時10分まで(開場13時30分)
○会場 ホテルハイマート(新潟県上越市 JR直江津駅徒歩1分)
○内容 特別講演「金魚のはなし」
東京海洋大学学長 岡本 信明氏
基調講演「山椒太夫から見える日本海ルートの文化遺産」
上越教育大学大学院教授 川村 知行氏
基調講演「地域交通の活性化と北陸新幹線・上越妙高駅」
国土交通省総合政策局公共交通政策部長 藤井 直樹氏
日本海事センターの調査研究報告
懇親パーティー
○参加費 無料
○お申込み方法
添付チラシの「参加申込書」に必要事項をご記入の上、FAXにてお申し込みください。
「第16回海事・観光立国フォーラムin上越2014」チラシ
7月23日、24日に市内企業の海外取引などの支援と直江津港の利用促進を図るため、JETRO、NICOによる貿易実務講座(初級編)を開催し(当協会は共催)、14社、20名の皆様からご参加いただきました。
講座では、日本貿易振興機構(ジェトロ)認定貿易アドバイザー試験合格者の前田直明様を講師にお招きし、取引相手の見つけ方から貿易手続きの進め方、代金決済まで実務全般にわたりご講義いただきました。
2日目の演習「貿易実務ロールプレー(貿易の仕組みと流れの模擬体験)」では輸出者、輸入者等の役割を担当し、貿易全体の流れと書類作成を模擬体験して実務を実践的に身につけました。
参加者からは、「初歩的な説明でロールプレーもあり、分かり易かった。」「知りたい事にぴったりだった。」などのお声をいただきました。